『聖杯』
・一度は聞いた事がある。
・調べたけどイマイチぴんっとこない。
・永遠の命?
・死者が蘇る?
などなど、知ってはいるけど、詳しくわからなーい,っていう人も多いと思います。
奥が深いけど、知ったことと、感想を織り交ぜて書いていきたいと思います^^
聖杯とはなんなのか?
聖杯そのもの
「聖杯」とは、西暦30年頃にイエス・キリストが「最後の晩餐」でワインを飲んだ時に使った杯(コップ)といわれています。銀製、鉄製、エメラルド製など材質には諸説あります。聖杯っていうからには、金で作られてそうだけど、イエスが使ってたってことで金じゃないのかも。
「インディージョーンズ」にでてた聖杯伝説では◯◯製で出来てましたね。笑
コップって言ってもイメージ湧かないので、「ゴブレット」かな。
見たことないけど。ちなみに「ゴブレット」ってこんな感じ。
脚と台のついた大形の杯。昔から酒杯用に作られていて,銀細工,ふたつきなどいろいろ。ワイン,ビール,シャンパンなどの種類によっても形が変わるらしい。
聖杯になるまで
そのイエスが使用したとされているゴブレットですが、ただイエスが使ったから聖杯というわけではありません。
「最後の晩餐」の翌日、イエスはゴルゴタ(Golgotha)に十字架を背負ってのぼらされ処刑されました。そして、槍で負った傷から血を流しながら、十字架上で息絶えました。そこへ、アリマタヤのヨセフがイエスを十字架から下ろしたあと、前夜密かに持ち出したイエスの杯で、流れていた血を一滴受けました。
その後、この杯が数々の奇跡を起こしたことからこの『聖杯(イエスの血を受けた杯)』が生まれ、有名になっていくのです。
ゴルゴタって、ちょっと英語にしたのは「ゴルゴタ」って打ったら英語に勝手に変換されたからです。笑
地名って英語に変換出来るの知らんかった。
ところで、数々の奇跡って?
イエスの血を受けた杯が起こす奇跡
一番有名なのは、『アーサー王物語』にでてくる奇跡ですね。
『アーサー王物語』の中でもすでに「伝説の杯」として登場するけど、
・聖杯に対して正しい解答をすると、病や傷が癒える
・聖杯のそばを通ると、音楽を奏でる
・聖杯から、美味しい食事がでてくる
生きていく上で必要なことをしてくれる、魔法の杯って感じですね。
書いてて気になったから『アーサー王物語』の記事、後ほど書いてみます。
すごく簡単に説明すると、
ある日、アーサー王に忠実な「12人の円卓の騎士」たちの前に突如、「聖杯」が出現し消え去りました。その聖杯を追い、それぞれ旅に出ました。騎士たちは、現れる敵と戦い、傷つき、あらゆる危機に直面します。そこに聖杯が出現し救われます。しかし、騎士達にも限界が訪れます。最終的な目標に届かず、倒れる者、王のもとへ帰還する者。その中で唯一、一人の騎士が聖杯にたどり着きます、、、、
続きは、また書くとしてほとんどの聖杯物語は、アーサー王物語から派生してるみたいです。
あと登場人物がいろんな本とか、アプリで有名な名前(アーサー・ランスロット・マーリン・ガラハッド・モルドレッド)なんです。
そこらへんが昔の物語だけど、好きになれるところと思います。
聖杯の行方は?
ここで気になるのが聖杯の行方ですよね。
そんな魔法の杯があったら誰でもほしいし。
ロスリン礼拝堂
映画「ダ・ヴィンチ・コード」のラストシーンで使われた場所です。
「スコットランドの首都、エジンバラ」経緯は、
エルサレム南東部、死海の北海岸にあるクムランという洞窟から「死海文書」が発見されます。文書によると、西暦74年、「大量の財宝をエルサレム神殿の地中に埋めた」と書かれれいて、その中にあるのでは?と推測しました。時代を辿ると、エルサレムは神殿もろとも西暦74年から約1000年の間に滅ぼされ壊滅します。その後、「十字軍」がエルサレムを奪還。1099年、新しく築かれたエルサレム王国は、聖職者と騎士を兼ねた騎士団を誕生させました。
その騎士団は、拠点としていた神殿跡の一部を使ったことから『神殿修道士会=テンプル騎士団』と名付けられました。そして、そのテンプル騎士団が廃墟に埋蔵されていた財宝を発見します。実はこの中に、「聖杯」が含まれていました。
という伝説があります。
はいっ!ここで有名な名前がまた出ました。「テンプル騎士団」。いろいろでてきますねー。
あんまり知らなかったけど、繋がっていくんですねー。面白い。笑
そして、その伝説によると、
財宝は、テンプル騎士団にゆかりのあるスコットランドの「ウィリアム・セント・クレア卿」に送られます。クレア卿はこれを受け、エジンバラにロスリン礼拝堂を建立し、その地下に財宝を埋蔵しました。そして、ちょうどこの頃から、『アーサー王と聖杯伝説』の物語が囁かれるようになるのでした。
なるほど。
ロスリン礼拝堂の地下に行こう!
と思ったんですが、残念です。
この伝説の信憑性は限りなく低いみたいです。
ロスリン礼拝堂が建てられたのが、テンプル騎士団が壊滅して100年以上たった後なんです。
ただ、「聖杯」が存在するのであれば、100年以上生きた後誰にも知られず隠されていたのかもしれないですね。
まとめ
・聖杯は存在するかもしれない。
・各国の書物でその存在は確認できる。
・ナポレオン、ヒトラーなどが探索隊を編成するほど。
・行方は不明。
あってほしいなって感じですね。財宝はまだまだあるやろうし、トレジャーハンターになりたい笑
古い書物を順番に読んでいったら、いつかたどり着くかもしれないですね。
または、昔の人が想像で書いた日記。
だけの場合も。
そうなったら、今誰かが想像で奇跡みたいな日記を書いていたら、1000年後にはその物語が語られていくのかも。
< 関連情報 >
長い文を読んでいただきありがとうございます。
世界のミステリーや魅力的に感じた事など、いろいろ書いていきますので、気に入っていただけたら幸いです。
これからも、よろしくお願いします。