もうすぐハロウィンですねー。今年はコスプレしてみたいなー。「ジャックスパロウ」が憧れ!
あと「ドラキュラ」とか。って思って気になったので、色々調べてみました。
吸血鬼・ヴァンパイア・ドラキュラの違い
何がどう違うんでしょう?ひとつずつ解説していきます。意味は置いといて関係だけいうと、
(吸血鬼=ヴァンパイア)>ドラキュラ
・吸血鬼はヴァンパイアと同じ。
・ヴァンパイアは吸血鬼と同じ。
・ドラキュラは吸血鬼(ヴァンパイア)っていう種類の一人の名前。
です。なので『吸血鬼 ドラキュラ』って呼ばれてます。
例えば、「ポケモン ピカチュウ」「ポケモン ゼニガメ」みたいにポケモンっていう種類の名前みたいな感じです。
吸血鬼って何?
イメージは血を吸って生きていて、吸われた人は同じ吸血鬼になる。ニンニク・太陽の光・十字架が嫌い。不老不死。
とかじゃないでしょうか。
違うみたいです。
おおまかな意味は、「一般に吸血鬼は、一度死んだ人間がなんらかの理由により不死者として蘇ったものと考えられている。」
なので、血を吸うことが吸血鬼ってことじゃないみたいですね。そういう意味でみると、世界各国で吸血鬼伝説が存在しているんです。
世界の吸血鬼
『ドラキュラ』
1番知られているのが、イメージ通りの「吸血鬼 ドラキュラ」。小説家「ブラム・ストーカー」が書いた本「吸血鬼ドラキュラ」が大ヒットし、映画や舞台にされたので、ニンニク・太陽の光・十字架が嫌いといった今の「吸血鬼=ドラキュラ」が定着したみたいですね。
モデルは、ルーマニアのトランシルバニア地方出身の15世紀のワラキア公「ブラド・ツェペシェ」と言われています。処刑の時、農民のみが串刺し刑だった時代に、貴族も同じように串刺し刑を採用した人物です。
自分の城の前に串刺しされた人々を何百と並べていたことで、その悪魔じみた光景からモデルになったと言われてるみたいです。まだ読んでないけど、一度読んでみたいですねー。
『カーミラ』
アイルランド人作家のジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュが書いたホラー小説の登場人物の名前。ブラム・ストーカーにも影響を与えたと言われている、吸血鬼作品の代表作の一つです。
吸血鬼作品はカーミラの前から存在はしてたけど、その時代では珍しい女性の吸血鬼。
家柄の良い少女で、ローラという少女の城に居候していて、血を吸う相手も女性を選び、ローラに対して恋に似た感情を抱いていた様子が描かれています。
許されざる恋。ですね。
『ヴァーニー』
実はこの「吸血鬼 ヴァーニー」が「黒のロングコートを着ている吸血鬼」のイメージを確率したはじめの作品です。
それは1845年のジョン・ポリドリが描いた作品で、その作品で初めて、黒のロングコートを着て、マントを翻して女性を恐怖させる吸血鬼の姿や、心臓を貫かれて滅びるヴァーニーの姿が挿絵として描かれたんです。
その後に「吸血鬼 ドラキュラ」「吸血鬼 カーミラ」といった名作が生まれました。
『キョンシー』
もともと中国では、人が死んで埋葬する前に室内に安置しておくと、夜になって突然動きだし、人を驚かすことがあると昔から言われていました。
死体だから身体は硬く、ほとんどの関節は曲がりません。足首のみを利用して跳ねるように移動します。バランスをとるために腕を前に伸ばす。日光にあたると火傷のような症状が現れたり崩れ、そのまま浴び続けると溶けたり燃えたりする。
伝承においては、生きているものの首をねじ切り血を飲むとされる。
中国での吸血鬼はキョンシーって感じですね。血を飲むっていうのは初耳でした。
『ラミア』
ギリシャ神話の登場人物。半人半蛇の怪物の女性で、目を見たら石化するというイメージですね。あ、それはメデューサでした。笑
ラミアは、その美しい歌声で子供や男性を誘惑して、人を食べその血を啜るらしい。
カーミラ以前の女吸血鬼です。
『ストリィガ』
これもあまり聞かない名前でした。
ストリィガは鳥の姿をした女で、ゆりかごの中の生まれたての赤ん坊の血や、若い男の血を吸うと言われていました。
その伝承は非常に長く生き続け、八世紀頃の古代ゲルマンのサリカ法典で法律化されています。
魔物呼ばわりされているにもかかわらず、法的に存在が認められていたんです。
『嗜血病』
嗜血病は血に興奮と快楽を感じる病です。
吸血病や、好血病と呼ばれる病はそれが大きくなり、生き物から血液を摂取することを好む症状を示す病気のことです。
自傷行為により自らの血液を飲む人もいれば、好ましい異性から血液をもらうというタイプの人、誰かれ構わず血を飲みたくなるタイプの人もいるみたいです。
極度に症状が進行すると、犯罪に走って血液を追い求めるものも出ます。一度この症状にかかると、タバコや酒を嗜むのと同じで習慣化し、依存症となり、血を飲むことをとめられなくなるそうです。
カウンセリングなどで治していくしかないみたいです。怖いー。
まだまだ各地で「吸血鬼」の伝承はかなりあります。
吸血鬼の存在
では、ほんとに吸血鬼はいるのでしょうか?
「吸血鬼」について書かれた古典や小説、誰かの手記。などにはその存在が世界各地で存在しています。
UFOや宇宙人、幽霊や怪物といったものに近いかもしれませんね。けど、こういうのって実際それに似た症状や、そういうものがあるから、古代から残っているんだと思います。
例えば吸血鬼でいうと、伝説や古代の書物では何かの生き血を吸うと寿命が延びる、または不老不死になる、病が治る。という言い伝えがかなり多くあります。
これに影響され、実践していく内に「嗜血病」になり人を襲うようになった。それが「吸血鬼」と呼ばれ、人々から恐れられた。とかね。
まとめ
吸血鬼の起源は、はるか昔からあるみたいです。
けど、みんなの想像している吸血鬼の姿は、1845年のジョン・ポリドリが描いた作品「吸血鬼 ヴァーニー」が最初ですね。
そうみて見ると、イメージ上の吸血鬼は意外に新しい怪人なのかもしれませんね♪
長い文を読んでいただきありがとうございます。
世界のミステリーや魅力的に感じた事など、いろいろ書いていきますので、気に入っていただけたら幸いです。
これからも、よろしくお願いします。